座面収納チェア / 座面作り換え取付交換と生地張り
-
こちらの背もたれの丸みが可愛らしい椅子。
座面に蝶番が取り付けられており、収納機能がついているチェアです。
脚が畳摺りで、押し引きしやすい構造のタイプです。 -
取り外した座面です。
蝶番のビスの穴が使用を繰り返すことによって肥大化しています。
同時に、板材自体にもダメージが大きく、裂傷などもあったので、同じ大きさの合板をカットして作り直します。 -
取り付けられていたビスの穴が広がることで金具と座面が固定できなくなり、力の加わり方が偏った結果、金具と座面の破損に繋がったようです。
-
本体にはこのように、長い蝶番金具が固定されています。
-
可動部の軸が曲がってしまい、使い物にならなくなってしまった為、これも新規に交換します。
-
こちらも可愛らしい生地ですが、新規に作り直した合板板に、新たに生地を張って、現状合わせで金具の位置を調整しながら本体に取り付けます。
-
このように、新たに座面が取り付けられました。
-
座面を取り付ける際、正面や裏側、左右前後の地理合わせをしてあげないといけません。
-
しっかり開閉できるようになりました。
-
こうしてまた、お使いいただけますね。
-
こうしてみると、和モダンなたたずまいの良い椅子です。
-
生地のほんのり赤い色味も、椅子の深いブラウンにぴったりです。
金具で取り付けられている収納機能を持った椅子は、こうして修理することができます。
部品が壊れてしまっても、諦めずに是非ともお気軽にご相談ください。