Repairアームダイニングチェアの張り替え、がた直し、再塗装修理

  • オーク材アームダイニングチェアの修理です。内容としては、がたつき直し、木地色(ナチュラル色)から濃い色味のダークオーク色に塗り替え、そして座、背面のビニールレザーの張り替えです。
    残念ながら、修理前の画像を紛失してしまったため、修理後の画像のみ掲載となりますが、修理前は木地はナチュラル色で、ビニールも白色の明るい印象のチェアを、お部屋の印象に合わせてダークで落ち着いた雰囲気で仕上げる作業となりました。

  • 後ろから見るとこんな感じです。ダークオーク色の着色方法は、木地にハケ等で顔料をそのまま塗り込み着色する素地着色方法を選択しました。この方法は、木材種によってはかなり色ムラが発生する為、仕上がりのイメージはしっかりと確認及び把握してからでないとリスクの大きい着色方法ですが、今回のようにダークでヴィンテージ感のある仕上がりを目指す場合は、有効な色味調整になります。

  • ビニールレザーは、わざと使い込まれたようなテクスチャーが施されたものをお客様がチョイス。木材と同調して、雰囲気のある仕上がりとなりました。

※素地着色とは?→

木の表面に直接着色剤を塗り込んで色味調整を行う方法です。
木目を際立たせ、アジのある着色が可能である反面、木材の種類によっては、色ムラが発生しますので、
フラットな仕上がりを求める場合などには不向きな方法になります。