カフェテーブルの修理＆天板再塗装

八角形をした象嵌装飾のテーブル。天板は薄い突板が貼られていて、部分的に欠損箇所があります。

突板がかなり薄いため、下地が透けて見えています。

全体をみるとこのような形をしています。脚部は緩み、ぐらつきます。

部品をひとつずつ解体していきます。

一度修理された跡が見受けられ、ダボが折れたり、古い接着剤もはみ出ていました。

一本一本を綺麗にして、組み直す準備をします。構造が簡単なダボで組んであったので、天板裏に打つビスを増やし、強度高めに固定しました。

４本脚の内一本は、前回の修理の際に鬼目ナットで固定されていましたが、その部分が曲がってしまっていたので、ダボを打ち直しました。

順番に組んでいきます。

仕上がった様子です。一枚目の写真にあった欠損部はパテ埋めし、タッチアップ補修し色を合わせた上に仕上げ塗装を施しました。

裏から見た様子。ぐらついていた脚もしっかりと固定されました。