アンティークケビント(医療棚キャビネット)の修理 ガラスが割れ、塗装の痛みが激しいケビント。見た目も汚れが目立っていて、このままは使用したくない様な状態でした。お客様のご希望をお伺いし、今回の修理は、割れたガラス・引き出しの底板交換・そして使用感を残しつつ、全体を再塗装する方法となりました。 まずは扉、引き出しの取っ手、割れたガラスを取り外し、表面の汚れを丁寧に落としていきます。 この段階で、装飾部分の外れそうな箇所や引き出しの底板を差し替えたり修理を進めていきます。 ガラスの分厚い棚板も、しっかり手洗いしてピカピカに。よく乾かし、割れないように保管しておきます。 白といってもいろんな白があるので、上に塗るペンキは、オリジナルの色が経年して少々アイボリーになった色に合わせて調色していきます。一日放置し、しっかり乾燥させます。 これは、ペンキを塗る前の状態ですが、塗装後に全体にバランスよくエイジング加工を施していきます。 新しいガラス、扉、取手を取り付けていきます。取付は、本体を傷つけないように慎重に行います。 修理が完了しました!全体的に明るく、綺麗になりました。配送で壊れてしまわぬようガラスの棚板は納品時に入れ込みました。 装飾扉の補修 G-planイギリスヴィンテージチェア修理・座面張替え 修理事例一覧