Repair会社会議室用チェアのリフォーム / 木部再塗装、ファブリック張り替え

  • 企業様の本社会議室で使用しているチェアのファブリック張り替えと木部の再塗装です。生地張り替えは何の問題も無いのですが、木部修理については、お客様のご要望をお聞きしつつ最善の方法を考えた結果、既存塗膜は剥離せず、塗装用にスチールウール等で研磨、※足付けを施した後、ウレタン中塗り、研磨、ウレタントップコート仕上げとなりました。

  • 全剥離はしないため、表面が綺麗になるように且つ木地が露出しないよう良い塩梅で研磨していきます。尚、汚れの除去を効果的に行う為、また、研磨量を抑える為に、サンディングウールにシンナーを浸しながら作業しました。仕上げはウレタン半艶です。全剥離せずともかなり綺麗な仕上がりになりました。

  • 中身のウレタンも全て交換します。これにより座り心地も改善します。

  • 完成です。今回はピンク色無地のファブリックを選択致しました。

  • 木部、ファブリック共に綺麗にリフォームできました。

※ 「足付け」とは、塗装用語で下地処理の事を指します。具体的には、塗装するものの表面をサンドペーパーや
 スチールウール等で研磨し、表層面の汚れ等も落とし滑らかにしつつ、塗料の食い付きを向上させる目的があります。
 木材の場合は鉋仕上げもできますので、鉋ならではの艶のある美しい仕上げも可能です。
 耐久性があり、尚且つ美しい仕上がりにするためには、この下地処理は欠かせません。