
企業様の本社会議室で使用しているチェアのファブリック張り替えと木部の再塗装です。生地張り替えは何の問題も無いのですが、木部修理については、お客様のご要望をお聞きしつつ最善の方法を考えた結果、既存塗膜は剥離せず、塗装用にスチールウール等で研磨、※足付けを施した後、ウレタン中塗り、研磨、ウレタントップコート仕上げとなりました。
「足付け」とは、塗装用語で下地処理の事を指します。具体的には、塗装するものの表面をサンドペーパーやスチールウール等で研磨し、表層面の汚れ等も落とし滑らかにしつつ、塗料の食い付きを向上させる目的があります。
木材の場合は鉋仕上げもできますので、鉋ならではの艶のある美しい仕上げも可能です。
耐久性があり、尚且つ美しい仕上がりにするためには、この下地処理は欠かせません。