ちょっと前に友人から頼まれていたテーブル(主にパソコンデスク)
の制作に取り掛かっています。
制作方法は脚を鉄角パイプでフレーム組し、その上に古材を接ぎ合わせ
(板材を接着し、一枚板にすること)
なしで、フレームと木材を(駒止め)という部品で止める
方法で進めることに。
まずは鉄部の仕上げ方法の試作。
これは黒錆という仕上げです。
一度腐食させた赤錆を専用液(タンニン)を塗り込み
黒錆に転換させます。黒錆は腐食の進行を防ぐ為
日本でも古来から刀などに使用されていた方法です。
深い黒色になりフラットな表情ではないので
ヴィンテージのイメージで作る家具などには
合いそうな仕上げです。
ただ手間が掛かりますなあ・・・。
それをこれからクリアしてかないとイカンです。
一方これはブラッセン仕上げ(鉄黒染め液)
を吹き付けただけの表情です。
これのいいところは普通のラッカースプレーなんかより
自然な仕上がりでかなり黒皮(酸化膜)
に似た表情が得られるところです。
これはすっきりしたデザインの家具でも合いそうです。
ただブラッセン高い・・・。
こればかりはどうしようもないか。
今回は前述の黒錆仕上げで行こうと思います。
来週頭に材料が届くのでそこから制作開始!
カッコよく作るために気合い入れ直しだな。
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Shunta