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家具のキズ修復

ブログが随分ごぶさた・・・。イカン遺憾!

というわけで今回は家具修理についてです。

デンマーク製ミニキャビネットのミツケ部分です。
家具のエッジ部は特に傷付きやすく、この家具も
傷だらけです。

こんな凹みも良くあります。

天板がタイル貼りになってます。
マスキングテープを貼って養生。

上記にあるようなキズ凹みはアイロンで持ち上げます。
アイロンは家庭用のものを使用します。
キズ部分にたっぷり水を含ませた雑巾をあてがって
高温になったアイロンをジュ~っと当てて10秒くらい。
当てすぎると木が焼けてしまいますので注意!

すると木の表面が持ち上がってある程度フラットになります。
木の表面が乾いたら手でペーパーがけします。
#180~240位を使用。

木地が整ったらステイン(スリーバーズではオイルステインを使用)
を他の場所の色と合わせて着色していきます。

ステインが乾いたらオイルで仕上げ。
スチールウールで表面を擦りながら入れていきます。

キズ、凹みも跡形なくきれいになってます。

これで完成!
今回はミツケ部分以外は状態が良かったので
塗料剥離はせずに済んだので
全部で2時間位で仕上がりました。

ただこのように比較的状態の良い家具ばかりではないのが現状。
日本の古道具は比較にならないくらい状態は良くないです。
まあ直しがいがあるということではありますが。
状態の悪いもの程修理後のイメージはがらっと変わります。

因にこの家具は商品ではなく自宅用のものです。すいません・・・。
キズ凹みが分かりやすい症状だった為
せっかくということでアップしました。

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また商品については

info@three-birds.net

までお願いします。

Shunta

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