すらりとしたクラシックデザインのダイニングチェアセット。今回はこちらの傷んだ座面生地の張替えです。
サイドチェアとアームチェアの2脚。背が広く、いわゆるシールドバックといわれる形状のデザインです。
張りぐるみの生地ですが、ところどころほつれと穴が目立っています。
座面角の膝裏部分は大きく裂けてしまっているものもあります。
こちらは一脚だけデザインが異なる物ですが、プロポーションがすらりとしたサイドチェアです。
同じように裂けています。
生地の淵にはトリムという装飾が貼られています。
内部は座面ベルトが張られています。
生地と併せて張り替えます。
無事、張りあがりました。
ビフォーとはまた雰囲気が違いますね。
生地も華やかで綺麗な見た目に生まれ変わりました。
シールドバックのチェアは張りぐるみなので、全体的にがらりと印象が変わりますね。
アームの根元を躱しての張りも綺麗です。
クラシックなデザインのチェアは、どのような生地も合わせやすいように思います。
上品な仕上がりに生まれ変わった姿は何度見てもすがすがしいですね。
座面の生地やベルトクッションといった素材は消耗品です。
長く使用するに連れてやはり劣化というのは避けられません。
椅子の構造や材そのものにダメージや不具合がない限りは、こうして張り替えて使用し続けることができます。
また、張替えのタイミングで椅子のグラつきなどの不具合を見直す機会にもつながります。是非お困りの際にはご相談ください。