リメイク前

予め天板は塗膜剥離を行い、矧ぎ目の圧着も済ませておきます。
その後、希望寸法にカットします。

丁度外周に対して四方斜めに張られた突板部分を切り落とすので、天板面は木目が横に真っすぐ通った表情になります。

内部はパーティクルボードです。

カット前の天板の外周部はこのようになっていました。


切りっぱなし部分には木口テープを貼ります。

新規の幕板です。クルミ材を使用しました。

治具を使用してきっかり角を出して圧着します。

幕板の地理合わせです。取付加工が済んだら塗装に入ります。

幕板を先に仕上げたら、天板を仕上げます。


完成です。


お客様のご要望でオリジナルよりも、クリアな木目の見え方で仕上げています。

天板裏も着色塗装しています。
幕板の下に元の脚が更に取り付けられます。



取り回しもかなり楽になりました。世界に一つだけのテーブルです。
今回はテーブル構造そのものを変更させて、お客様の使用しやすいようにリメイク施工を致しました。
材料によっては方法はケースバイケースとなりますが、もしお使いになっている家具で使いやすくリメイクを行いたい場合は是非ご相談頂ければ幸いです。